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2027年の水星逆行はいつ?日程一覧と期間中の過ごし方

2027年の水星逆行は2月10日〜3月3日・6月11日〜7月5日・10月7日〜10月28日の3回、合計で約67日です。天文計算による開始・終了の日時(日本時間)と星座、国立天文台の公表値との突き合わせ、金星逆行がない年であることまで一覧にまとめました。

この記事の結論

  • 2027年の水星逆行は3回です。2月10日〜3月3日、6月11日〜7月5日、10月7日〜10月28日で、合計すると約67日にあたります。
  • 3回とも逆行中に星座をまたぎます(魚座→水瓶座、蟹座→双子座、蠍座→天秤座)。2026年の3回が同じ星座の中で完結していたのとは対照的です。
  • 2027年に金星逆行はありません。国立天文台が公表する2027年の天象にも金星の「留」は1件も載っておらず、次の金星逆行は2028年5月11日からです。

以下の日時はすべて日本時間(JST)です。地球から見た水星の黄経が増加から減少へ、または減少から増加へ切り替わる瞬間——天文学でいう「留(りゅう)」——を、天文計算ライブラリ astronomy-engine で求めました。求め方と、国立天文台およびNASA/JPLの計算との突き合わせは、後半の「この記事の日時の出し方と出典」に置いてあります。いま逆行中かどうかを知りたいときは水星逆行カレンダーが早いはずです。

2027年の水星逆行 日程一覧表

回 開始(日本時間) 終了(日本時間) 期間 逆行する星座
1回目 2027年2月10日 02:35 2027年3月3日 21:34 約21.8日 魚座 → 水瓶座
2回目 2027年6月11日 03:18 2027年7月5日 04:40 約24.1日 蟹座 → 双子座
3回目 2027年10月7日 23:40 2027年10月28日 23:10 約21.0日 蠍座 → 天秤座

3回を足すと約67日。1年の18%ほどにあたります。逆行の間隔はおよそ4ヶ月で、順行に戻ってから次が始まるまでには3ヶ月強の間があきます。

2027年10月28日に3回目が終わったあと、次の水星逆行は2028年1月24日 20:03(日本時間)に始まり、2月14日 21:38まで水瓶座で続きます。

2027年は3回とも星座をまたぐ

2027年の日程表で目を引くのは、右端の星座欄がすべて「→」でつながっている点です。逆行は黄経が減っていく動きなので、そのあいだに星座の境界を越えると、十二星座の並びを一つ手前へ戻ることになります。1回目は魚座5度台で折り返して水瓶座20度台まで戻り、2回目は蟹座6度台から双子座27度台へ、3回目は蠍座4度台から天秤座19度台へ。3回ともです。

2026年の3回は魚座・蟹座・蠍座の中だけで往復していたので、隣り合う2年でここははっきり違います。星座をまたぐ逆行は2つのサインにまたがって読むことになるぶん、ホロスコープの解釈は込み入ります。

2027年に金星逆行はない

年間の逆行を一覧にするとき、水星と並べて扱われるのが金星です。ただし金星が逆行して見えるのは約1年7ヶ月に一度で、毎年あるわけではありません。その「ない年」が2027年です。

astronomy-engine で2026年から2029年まで金星の黄経を追うと、逆行期間は2026年10月3日〜11月14日の次が2028年5月11日〜6月23日で、あいだの2027年には1回も現れません。国立天文台 暦計算室の天象で2027年の金星の「留」を出しても、該当する行は0件です(同じ条件で2026年を出すと10月2日と11月12日の2件が返るので、条件の指定を間違えているわけではありません)。

金星逆行そのものの仕組みと、直近の期間については金星逆行とは?仕組みと2026年の時期・過ごし方にまとめています。水星と金星の両方を含む2026年の日程は水星逆行・金星逆行 2026年の日程一覧表が一覧になっています。

そもそも逆行は何が起きている現象か

逆行とは、地球から惑星を見たときに、天球上での動きが普段(順行)と逆向きに見える現象です。惑星が軌道を逆走しているわけではありません。内側のトラックを速く回る水星が、外側の地球を追い抜いていく——そういう位置関係になるあいだだけ、背景の星々に対して後戻りするように見えます。

順行と逆行の切り替わりが「留」で、国立天文台 暦計算室の暦Wikiにも、内惑星が地球を追い越す前後で一時的に逆行して見える仕組みとして説明されています。水星の公転周期は約88日と短いため、この巡り合わせが年に3回前後やってきます。

日程表を読むときに気をつけること

日付ではなく時刻で切り替わります。 たとえば2027年2月10日の逆行開始は02:35なので、9日の夜はまだ順行、10日の明け方から逆行です。「10日から」と書かれていても、その日の0時ちょうどに何かが切り替わるわけではありません。

タイムゾーンで日付が1日ずれて見えます。 上の表は日本時間(UTC+9)です。海外のサイトは協定世界時(UTC)や現地時間で書かれていることが多く、2027年2月10日 02:35 JST は 2月9日 17:35 UTC にあたります。日付が前日になっているのはこのためで、どちらかが誤っているわけではありません。

「シャドウ期間」の扱いは流派で違います。 逆行の前後に影響が始まる・残るとされる期間を取る読み方もあります。どこからどこまでとするかは統一されていないので、日付で厳密に線を引くより、この時期は見直しに向くというゆるい目安として使うほうが実際的です。

不調の原因を逆行に求めない。 占星術で語られる影響は伝統的な解釈であり、惑星の見かけの動きが人の身のまわりの出来事を引き起こすという因果関係が実証されているわけではありません。「確認をていねいにしよう」というリマインダーとして受け取るのが現実的な使い方です。

逆行期間をどう過ごすか

水星は伝統的に、コミュニケーション・情報・移動・学びを司る星とされてきました。その水星が逆行する時期は、これらのテーマを新しく始めるより、いったん戻って見直すのに向く時期だと読まれてきました。

具体的に言われるのは、送信前にもう一度読み返す、予定は余裕をもって組む、データのバックアップを取っておく、といったあたりです。どれも逆行に関係なくやったほうがいいことで、逆行はそれを思い出すきっかけとして働きます。

むしろ逆行期に向くとされるのは「再」のつく行動です。読み返す、連絡を取り直す、下書きのまま止まっている企画を開き直す。2027年の3回はいずれも星座をまたぐので、水瓶座と魚座、双子座と蟹座、天秤座と蠍座という2つのテーマを行き来する時期だと読むこともできます。

水星逆行の仕組みと影響についてもう少し詳しく知りたい方は水星逆行とは?仕組みと2026年の時期・過ごし方をどうぞ。月の満ち欠けとあわせて予定を組みたいときは新月・満月カレンダーが使えます。

この記事の日時の出し方と出典

表の開始・終了日時は、地心視黄経(地球から見た見かけの黄経)が反転する瞬間を、天文計算ライブラリ astronomy-engine で秒単位まで求め、分に丸めたものです。占星術で「逆行」と呼ぶのは黄道十二星座の並びに沿った見かけの動きなので、赤経ではなく黄経を基準にしています。

同じ6か所を、NASA/JPL のHorizons(DE441 天体暦)でも計算して突き合わせました。ずれがいちばん小さいのは3回目の逆行終了で1秒、いちばん大きいのは2回目の逆行開始で3分39秒、6か所とも4分以内に収まりました。日付が変わるほどの差はどこにも出ていませんが、分の位は数分ぶれることがあります。

一方、国立天文台 暦計算室が天象で公表する「留」は、暦Wikiにあるとおり地心視赤経の変化が0になる瞬間として定義されています。黄経と赤経では基準になる面が違う(黄道と天の赤道)ため、同じ現象でも時刻が数時間ずれます。2027年の両者を並べると次のとおりです。

現象 本記事(視黄経・日本時間) 国立天文台 天象(視赤経・日本時間)
1回目 逆行開始 2027年2月10日 02:35 2027年2月9日 12:07
1回目 逆行終了 2027年3月3日 21:34 2027年3月3日 04:56
2回目 逆行開始 2027年6月11日 03:18 2027年6月10日 23:08
2回目 逆行終了 2027年7月5日 04:40 2027年7月5日 05:08
3回目 逆行開始 2027年10月7日 23:40 2027年10月8日 01:31
3回目 逆行終了 2027年10月28日 23:10 2027年10月28日 11:33

回数も順序もどちらの基準でも同じで、違うのは境目の時刻だけです。1回目の開始のように日をまたぐ組み合わせがあるので、「何日から」という言い方は、どちらの基準に立つかで1日変わります。占いのサイトどうしで日付が食い違う原因の多くは、これと前述のタイムゾーンです。国立天文台の値を自分で確かめたいときは、天象のページで年に2027、標準時に「+09時間(日本)」、天体に水星、現象に「留」を選ぶと上の右列と同じ表が出ます。

よくある質問

2027年の水星逆行は何回ありますか?

3回です。2月10日〜3月3日(魚座→水瓶座)、6月11日〜7月5日(蟹座→双子座)、10月7日〜10月28日(蠍座→天秤座)で、合計すると約67日になります。日時はいずれも日本時間です。

2027年に金星逆行はありますか?

ありません。金星が逆行して見えるのは約1年7ヶ月に一度で、2026年10月3日〜11月14日の次は2028年5月11日〜6月23日です。国立天文台が公表する2027年の天象にも、金星の「留」は1件も含まれていません。

2027年の次の水星逆行はいつですか?

2028年1月24日 20:03(日本時間)からです。2月14日 21:38まで、水瓶座で逆行します。3回目が終わる2027年10月28日から数えて、約3ヶ月後になります。

サイトによって逆行の日付が1日ちがうのはなぜですか?

理由は主に2つあります。1つはタイムゾーンで、本記事は日本時間(UTC+9)、UTC表記のサイトでは9時間前になるため日付が前日に見えます。もう1つは「留」の基準で、占星術は視黄経、国立天文台の天象は視赤経を使っています。たとえば2027年2月の留は、黄経基準なら2月10日、赤経基準なら2月9日です。

※本記事は娯楽・参考情報であり、結果を保証するものではありません。健康・法律・お金などの重要な判断は、それぞれの専門家にご相談ください。

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